北欧家具と学生販売

日本などでは、学生が作ったものなどは実際の商品より格安で提供する様なサービスがありますが(例えば、料理学校の生徒が勉強の為に食堂で働く日があり、普段より安価で提供するサービス)、これは北欧家具などの学校でもあるのです。

しかし、日本と違う点は、安価で提供する訳ではなく、しっかりと、クオリティに見合った値段で提供しています。

スウェーデンの家具学校などでは、学生の制作物を売りに出す事もあるのですが、この時に、制作物の完成度により、教師がつける値段が違うと言いますが、これは、そのまま、作品への評価になっていますので、値段が高い程に高評価だと言う事です。

ですが、学生がつくる制作物でも、木材などの資材を提供しているのが、学校側であり、実際にその商品が売れたとしても、学生にはマージンは入ってきませんし、学生が手放したくなかった場合は、自分で買いとるしかないのです。

つまり、出来が良い物を作る程に、学生は損をしてしまう事になります。

ちなみに、スウェーデンの学校では、企業が提案した仕事を、学生に任せる事もあると言います。

それほどに、北欧家具を作る様な学校にいる学生はレベルが高いと言う事でもありますし、良いものは良いと評価する事が出来る、国柄だとも思います。

家具の接着手法

家具の接着方法の中には、蟻組み継ぎと言うものがあり、これは、北欧家具などにも使われる手法です。

蟻組み継ぎとは、つなぎ合わせる木材同士を独特な反りの特徴を使い、組み合わせる方法であり、かなり強度な接着ができ、家具が大破しない限りは、取れる事はない程です。

しかし、これらを、精密機械などを使わずに手作りで作るには、高い技術が必要であり、手作りにこだわった北欧家具などでは、ある程度以上の職人でないと、制度の高いものを作るのは難しいかもしれません。

ですが、大概の場合は、木材を切ってからも、微調整の為に削ってから組み込まなければいけないのですが、卓越した職人ですと、微調整が必要ないほど、ピタリと組み合わせる、蟻組み繋ぎが完成すると言います。

それらの高精度で作られた北欧家具は、組み合わせ面も大変美しく見えるので、高い価値がつく事でしょう。

北欧家具でも接着材を使用する物はありますが、その様なものを必要としない様なデザインは人気も高くなってきますし、その分、高い技術が必要とされるので、値段も高価なものになってしまうと思います。